Googleフォームが使いにくいので、作ってみた

Googleフォームが使いにくいので、作ってみた

アンケートを取りたい。

申し込みフォームを作りたい。

イベント後に感想を集めたい。

そんなとき、多くの人が最初に思い浮かべるのがGoogleフォームではないでしょうか。

無料で使える。

簡単に作れる。

回答は自動的に一覧になる。

とても便利なサービスです。

しかし、業務で本格的に使おうとすると、私はいつも思うのです。

Googleフォーム、結構使いにくくない?

毎回、氏名を入力させる必要がありますか?

会員向けのアンケートなのに、毎回こう聞く。

「氏名を入力してください」

「メールアドレスを入力してください」

「所属先を入力してください」

回答する側からすれば、

「いや、ログインしているし、そっち知ってるでしょ」

という話です。

主催者側も大変です。

同じ人が、あるときは漢字で回答する。

あるときは、ひらがな。

名字と名前の間に空白が入っていたり、メールアドレスが違っていたりする。

「株式会社」が付いている回答と、「(株)」になっている回答もある。

同じ人なのか、別の人なのか。

あとから人間が確認しなければなりません。

アンケートを集めるためのフォームなのに、回答者を特定する作業が始まる。

便利になるはずが、名寄せ大会の開催です。

誰が回答して、誰が回答していないのか

イベント参加者へアンケートを送った。

回答は20件集まった。

「結構集まりましたね」

では、誰が回答したのでしょうか?

そして、誰がまだ回答していないのでしょうか?

Googleフォームの回答一覧と、イベント参加者名簿を見比べる。

名前やメールアドレスを照合する。

未回答者を探す。

その人たちだけに、もう一度案内を送る。

アンケートより、この作業のほうが大変です。

回答件数が多いか少ないかだけでは、業務では不十分です。

必要なのは、

「誰が、どのイベントについて、いつ回答したのか」

というつながりです。

Googleフォームは、フォームだけで完結する

Googleフォームが悪いわけではありません。

単体のフォームとしては、とても優秀です。

しかし、フォームの外側にある情報とは、簡単につながりません。

この回答は、どのイベントに対するものなのか。

回答者は、どの会員なのか。

どの組織に所属しているのか。

過去にどんなイベントへ参加したのか。

その人は以前、どんな回答をしていたのか。

これらを分析しようとすると、フォームの回答データだけでは足りません。

別の参加者名簿を開く。

会員データを開く。

イベント情報を開く。

それぞれをExcelへ出して、頑張って結合する。

デジタルでアンケートを取ったはずなのに、最後は人間の手作業です。

それでは、何のためのデジタル化なのでしょうか。

分析したいなら「紐づけ」が必要

私は何度も言っていますが、DXで大切なのは、ただデータを集めることではありません。

分析できる形で、データを取得することです。

回答者と会員が紐づいている。

アンケートとイベントが紐づいている。

会員と所属組織が紐づいている。

イベントと参加履歴が紐づいている。

この関係が最初からわかっていれば、分析は一気に簡単になります。

どのイベントの満足度が高かったのか。

継続して参加している会員は、何を求めているのか。

初参加者とリピーターで、回答に違いはあるのか。

どの組織からの参加者が多いのか。

誰が回答し、誰が回答していないのか。

データは、単体で置いていても価値を発揮しません。

つながって、初めて使えるデータになります。

紐づいていれば、自動化もできる

会員、イベント、参加者、アンケート。

これらが最初から紐づいていれば、分析だけでなく自動化もできます。

たとえば、イベントが終了したら、参加した会員へ自動的にアンケートを送る。

しかも、一斉に同じURLを送るだけではありません。

会員ごとの画面へ、その人の回答フォームを届ける。

回答者は、氏名やメールアドレスを入力する必要がない。

なぜなら、誰が回答しているのか、最初からわかっているからです。

回答が終われば、その会員の情報とイベントの情報へ自動的に紐づく。

未回答者だけに再案内することもできる。

回答後にお礼のメッセージを送ることもできる。

特定の回答があった場合、担当者へ通知することもできる。

紐づいているから、次の処理へつなげられるのです。

なんでも紐づけたい

私は、なんでも紐づけたいのです。

会員とイベント。

イベントと申し込み。

申し込みと参加履歴。

参加履歴とアンケート。

アンケートと回答者。

回答と、その後の対応。

仕事は本来、すべてつながっています。

ところが、使っているシステムがバラバラだと、そのつながりが途中で切れてしまいます。

人間がコピーする。

Excelへ貼り付ける。

名前で検索する。

メールアドレスで照合する。

そして、どこかで間違える。

システムがつながっていないツケを、人間が手作業で払っているのです。

Googleフォームでできないなら、作ろっか

Googleフォームで、イベントや会員と簡単に紐づけたい。

回答者に毎回、氏名を入力させたくない。

誰が回答し、誰が未回答なのかをすぐに確認したい。

イベント終了後、参加者へ自動的にアンケートを送りたい。

回答を業務データとして、そのまま分析したい。

でも、思ったようにはできない。

だったら、どうするか。

作ろっか。

ということで、Googleフォームみたいなアンケート機能を作ってみました。

ただフォームを作れるだけではありません。

会員と紐づく。

イベントと紐づく。

回答が業務につながる。

そして、次の行動を自動化できる。

フォームを作ることが目的ではありません。

回答を集めることだけが目的でもありません。

集めた回答を、会社や組織の次の判断へつなげることが目的です。

なんでも紐づけたいDXおじさん。

ついに、フォームまで作ってしまいました。

――DXおじさんの戯言


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